てらく
ホーム/ レシピ/ 職場の会議や打ち合わせで出た「次回までの宿題」を AI にまとめてもらい、担当者ごとのタスク一覧に整理する
RECIPE

職場の会議や打ち合わせで出た「次回までの宿題」を AI にまとめてもらい、担当者ごとのタスク一覧に整理する

誰向け: 週に複数回の会議・打ち合わせがあり、宿題の確認漏れや「誰がやるんだっけ」が起きやすい職場の人

動作確認あり 2026.08.13 に てらく編集部が動作・検証を確認しました。
検証環境と注意

検証環境:本文のコピペ用プロンプトに検証用のサンプル入力を入れ、claude-sonnet-4-6, gpt-5.5 の2モデルに実投して会議メモから担当者別タスク一覧(確度・期限・担当未確定・確認点付き)を生成するが両モデルで返ることを確認(2026-08-13・API経由)。実際のあなたの入力では結果が変わりえます。各ツールの最新仕様は公式でご確認ください。(両モデルの出力で実際に確かめた点:担当未確定セクションが存在する/確度の表記(確定または要確認)が含まれる/宿題以外セクションと確認点セクションが存在する/期限の表記が含まれる)

ツールの仕様は変わります。お使いになる前に各ツールの公式の最新情報をご確認ください。

このレシピ(手順)は絆チーム(複数 AI+管理者)の協議と内部監査ゲート(律 charter・独立監査・収益ストッパー)を経て、本文のコピペ用プロンプトを2モデル(claude-sonnet-4-6 / gpt-5.5)に実投し、想定どおりの出力が返ることを確認済みです(検証日・検証環境は上部に明記。サンプル入力での確認=実際のあなたの入力では結果が変わりえます)。煽らない・盛らない・できない事は言う——絆の編集方針です。

お題:職場の会議や打ち合わせで出た「次回までの宿題」を AI にまとめてもらい、担当者ごとのタスク一覧に整理する:確認漏れを減らす議事メモ活用レシピ


会議の「次回までの宿題」を AI で担当者別タスクに整理する議事メモ活用レシピ

誰向け: 週に複数回の会議・打ち合わせがあり、宿題の確認漏れや「誰がやるんだっけ」が起きやすい職場の人
何ができるようになる: 雑な議事メモから「担当者ごとの次回までのタスク一覧」を短時間で起こし、共有・確認の漏れを減らせる
所要時間: 初回セットアップ 15〜20分/1回の会議後の整理 5〜10分


手順の流れ(本文の見出しから)1会議中〜直後に「宿題の痕跡」だけ残す2AI に渡す固定プロンプト(コピペ用)3出力の before / after(何が変わるか)4人がやる確認は3分で切る5共有文の型(そのまま貼れる)
本文の手順見出しをそのまま図にしたもの(順序の俯瞰用)。

先に要点

会議後に残るのは「決まったこと」より「誰が・いつまでに・何をするか」のほうが事故りやすい。
このレシピは、録音起こしや手書きメモをそのまま AI に渡し、担当者別の宿題一覧に整形する手順です。

やることは次の3つだけです。

  1. 会議直後に「宿題っぽい発言」が残るメモを取る(完璧でなくてよい)
  2. 決まったプロンプトで AI に「担当者別タスク表」へ変換させる
  3. 人が1回だけ確認し、チャットやタスク管理へ貼る

AI が全部を正しく取る前提にはしません。抜け・誤帰属を人が直す前提で、確認の負荷を下げる設計にします。


このレシピが向く場面・向かない場面

向きやすい向きにくい
週次定例、プロジェクト定例、複数部署の打ち合わせ1対1で宿題がほぼ自分だけの短時間面談
参加者が3人以上で、宿題が複数人に散る機密・個人情報が多く、社外AIに載せられない会議
メモが雑でも「〜しておいて」「次回までに」が口に出る文化宿題そのものが曖昧で、まず要件定義が必要な場

「メモをきれいに書く時間がない」人ほど効きます。きれいな議事録を書くためのレシピではなく、確認用のタスク表を早く出すためのレシピです。


全体の流れ(入力 → AI → 出力)

[会議メモ / 文字起こし]


[固定プロンプトで AI に投入]
  ・宿題だけ抽出
  ・担当者ごとに束ねる
  ・期限・依存・未確定を分ける


[人が1回チェック]
  ・担当の誤り
  ・抜け
  ・期限の解釈違い


[担当者別タスク一覧として共有]
  チャット / メール / タスク管理ツール

分岐が必要なのは「メモの種類」だけです。

メモはある?
 ├─ 手書き・箇条書き → そのまま投入(下のプロンプトA)
 ├─ 録音の文字起こし → 長いのでプロンプトB(要約兼抽出)
 └─ メモほぼゼロ → まず「思い出しメモ」を3分だけ書いてからA

(表現手段の判断:手順は4段以上のため上図で全体像を固定。操作GIFや音声は使わない。狙うKPIは「読んだ人が同じ日に1回試せる」ことであり、価値の核はコピペ可能なプロンプトと before/after の出力差にあるため、テキストの入出力例で足りる。)


準備するもの

  • 会議メモ(箇条書きで十分。例:「山田:見積もり再提出」「来週火曜までにデザイン案」)
  • 利用可能な文章AI(社内規定で使えるもの)
  • 共有先(Slack / Teams / メール / 既存のタスク管理のいずれか)
  • 参加者の呼び方ルール(姓のみ/フルネーム/ロール名)を1行決めておく

呼び方を先に決めておくと、「佐藤が2人いる」「営業の田中と開発の田中」問題が減ります。


手順1:会議中〜直後に「宿題の痕跡」だけ残す

きれいな議事録は不要です。次の型で残せると後工程が安定します。

最低限残す4要素(欠けていても可)

  • 誰が(名前 or 部署)
  • 何を
  • いつまでに(日付/「次回まで」/未定)
  • 根拠になる一言(「〜とのこと」「確認する」など)

メモ例(雑でよい):

- 山田さん、競合3社の価格、次回MTGまで
- デザイン案、来週水、鈴木? まだ未確定
- 法務確認は佐藤。NDAの文言
- 予算の件は保留。来月判断

ポイントは「決定事項」と「宿題」を混ぜすぎないことです。決定は1行でよく、宿題は多めに拾うほうが後で消せます。拾い漏れのほうが高いです。

録音文字起こしがある場合は、会議後すぐに「宿題抽出用」として保存し、全文を後述のプロンプトBへ渡します。


手順2:AI に渡す固定プロンプト(コピペ用)

プロンプトA:短い箇条書きメモ向け

あなたは会議後の宿題整理係です。以下のメモから「次回までの宿題(アクション)」だけを抽出し、
担当者ごとのタスク一覧に整理してください。

# 出力ルール
1. 担当者別に見出しを作る
2. 各タスクは次の形式:
   - タスク内容
   - 期限(不明なら「未設定」)
   - 依存・前提(あれば)
   - 確度:確定 / 要確認
3. 決定事項・雑談・保留でアクションがないものは「宿題以外」に分ける
4. 担当が曖昧なものは「担当未確定」に入れる(無理に割り当てない)
5. メモにない人名や期限を作らない
6. 最後に「確認してほしい点」を3つ以内で箇条書き

# 参加者の呼び方
(例:姓のみ。同姓がいる場合は部署付き)

# メモ
(ここに貼る)

プロンプトB:長い文字起こし向け

以下は会議の文字起こしです。「次回までに誰かが動く必要があること」だけを抽出し、
担当者別タスク一覧にしてください。

制約:
- 発言の引用は各タスク1行までに短くする
- 推測で担当を埋めない。不明は「担当未確定」
- 期限の言い回し(「来週頭」「金曜まで」)はそのまま残し、可能なら日付候補を併記
- 出力形式は次:

## 担当者別タスク
### 名前
- [ ] 内容 | 期限: | 確度: 確定or要確認 | メモ根拠:

## 担当未確定
## 宿題以外(決定・保留・共有のみ)
## 人が確認すべき点(最大5)

手順3:出力の before / after(何が変わるか)

投入前(生メモ)

山田:見積もり再提出
デザイン、来週水、鈴木?
法務は佐藤、NDA
予算は保留
 competitve も見ておいて、とのこと(誰?)

AI整理後(例)

## 山田
- [ ] 見積もりの再提出 | 期限: 未設定 | 確度: 要確認 | 根拠: 「見積もり再提出」

## 鈴木
- [ ] デザイン案の用意 | 期限: 来週水曜 | 確度: 要確認 | 根拠: 「デザイン、来週水、鈴木?」

## 佐藤
- [ ] NDA文言の法務確認 | 期限: 未設定 | 確度: 確定 | 根拠: 「法務は佐藤、NDA」

## 担当未確定
- [ ] 競合調査(competitive) | 期限: 未設定 | 確度: 要確認

## 宿題以外
- 予算判断は保留(来月)

## 人が確認すべき点
- 山田の見積もりの提出先と期限
- 鈴木担当は確定か
- 競合調査の担当者

ここで効いているのは「きれいな文章」ではなく、担当未確定と要確認が分離されていることです。共有時に「ここだけ埋めれば回る」状態になります。


手順4:人がやる確認は3分で切る

AIの出力を全文推敲しないでください。次のチェックリストだけ見ます。

  1. 誤った人に付いていないか(同姓・代理発言)
  2. 期限の解釈が会議の意味とずれていないか(「次回」が来週定例か、その前の中間か)
  3. 担当未確定が放置されていないか(その場で1人決めるか、決める期限を書く)
  4. 宿題以外に紛れたアクションがないか

直し方の型:

  • 確度が「要確認」の行だけ、会議の主導者か書記がコメントする
  • 担当未確定が2件以上なら、共有文の冒頭で「担当決めが必要な宿題」と明示する

人が全部を書き直すと元の負荷に戻ります。赤入れは「担当・期限・抜け」に限定します。


手順5:共有文の型(そのまま貼れる)

チャット共有用の短い型です。

【本日の宿題(担当者別)】
※ AI下書き → ○○が確認済み(要確認のみ未確定)

■ 山田
- 見積もり再提出(期限: 3/12)

■ 鈴木
- デザイン案(期限: 3/13・要確認:担当確定か)

■ 担当未確定
- 競合3社の価格調査 → 今日中に担当決定

■ 保留(宿題ではない)
- 予算判断は来月

抜け・認識違いがあれば返信ください。

タスク管理ツールに入れる場合は、担当者見出しをチケットの assignee に、確度「要確認」をラベルにするだけで足ります。ツールを増やす必要はありません。


確認漏れをさらに減らす運用ルール(小さく)

全部やらなくてよいです。効きやすいものから。

  1. 会議終了後30分以内に一次整理を出す
    記憶が新しいうちに「要確認」を埋めやすい。翌日回しは抜けが増えます。
  2. 共有は「決定事項」より先に「宿題」
    読まれない長文議事録の中盤に宿題を埋めると見られません。
  3. 次回会議の冒頭5分を「前回宿題の消化確認」に固定する
    一覧がある前提なら、読み上げではなくチェックで済みます。
  4. 「次回まで」だけを禁止し、日付か会議名を付ける
    例:「次回まで」→「3/20 定例まで」。AIにもこの変換を指示してよいです。
  5. 同一人物の宿題が4件を超えたら分割 or 優先順位を1行足す
    一覧が長いと、結局読まれず漏れます。

よくある失敗と直し方

起きること原因直し方
関係ない雑談がタスクになる抽出条件が広い「動詞がある/期限や依頼のニュアンスがある」ものだけ、とプロンプトに追記
担当が全部リーダーになるメモに名前がない会議中メモで名前を優先。AIに割り当てさせない
期限が全部「未設定」口頭の「来週」をメモしていないメモ時に曜日だけでも残す。プロンプトで言い回し保持を指示
毎回プロンプトがぶれるその場の思いつき入力プロンプトA/Bをノートに固定。変えるなら版を残す
共有後に誰も見ない長文・チャンネルが違う担当者名をメンションし、未確定だけ質問形にする
機密が混ざる貼る前の仕分けがない社外AI利用時は固有名詞を仮名にし、社内ツール優先

社内ルール・セキュリティで先に決めること

  • 文字起こしや社名案件を、利用中の AI に貼ってよいか
  • 貼ってよい場合のマスキング(顧客名、金額、個人名)
  • 出力を公式議事録扱いにするか、作業用下書き扱いにするか

このレシピの出力は、公式文書というより「確認用の作業リスト」として使うほうが安全です。公式が必要なら、確認後に人が短く清書します。


所要時間の目安(実運用)

| 作業 |